啓発媒体作成事業

理解を広める、啓発媒体作成事業

性同一性障害に関する知識や情報をわかりやすく解説したり紹介したりする資料などを作成し、教育・医療・行政機関等に配布してします。一般市民向けの啓発活動だけでなく、専門家向けた啓発活動として、書籍や学会誌等への寄稿なども行っています。



性同一性障害と共に生きる人々の会 公式リーフレット 性同一性障害と共に生きる人々の会 公式リーフレット

2018年4月4日、弊法人代表の西野明樹(臨床心理士・心理学博士)が著した『子どもの性同一性障害に向き合う~成長を見守り支えるための本~』が出版されました。性同一性障害の当事者、その親御さん、学教関係者の方々にお読みいただけることが想定されています。性同一性障害当事者にかかわる際の入門書としてお読みいただければ幸いです。

本書は日本図書館協会に買い上げされ、日本全国各地にある多数の公立図書館で所蔵・配架されています。ぜひお近くの図書館で探してみてください。
購入をご希望の場合は、お近くの書店ほか、Amazon楽天ブックス などで購入できます。

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Chapter 1 性同一性障害当事者の世界から
Chapter 2 性同一性障害・性同一性障害当事者とは
Chapter 3 事例に見る性同一性障害当事者の声
Chapter 4 親にできる心の準備と用意
Chapter 5 学校や先生ができる合理的配慮
Chapter 6 生きづらさの理解のために
Chapter 7 性同一性障害と共に生きていくには
出版社/日東書院本社
出版年月日/2018年4月4日
ISBN/9784528021853
ページ数/221ページ
価格(税別)1400円

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子どもの言動に性別の不一致を感じたとき、ご自身や身近な子どもが性別違和感を抱いているとき、その子どもにどう向き合い寄り添っていくことができるでしょうか。

著者の西野明樹氏は、性同一性障害の当時者性を持つ希少な臨床心理士として、悩める親御さんや学校関係者からの心理相談を数多く経験しています。
平成29年5月には、性同一性障害に関するものとしては日本最大規模を誇る当事者団体「一般社団法人gid.jp日本性同一性障害と共に生きる人々の会」の代表理事に就任。

大事なことは、本人が安心して告白できる土壌をつくること、本人の心の準備状況と足並みを揃えていくこと、男か女かの二択を迫らずに余地を残していくこと、そして、本人も周囲の大人も一人で抱え込まないこと。無理に理解しようとせず、決めつけようとせず、寄り添っていくにはどうしたらいいのか。お子さんと共に歩める本として、おすすめの一冊です。(辰巳出版Webページより転載)

ダ・ヴィンチニュースに書評が掲載されました。
『我が子の身体的性別と性自認が一致しないと分かったら? 子どものために親ができること』(2018年6月23日) (https://ddnavi.com/review/467724/a/

2018年04月22日(日)付けの『日本海新聞』『大阪日日新聞』に書評が掲載されました。

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2018年6月2日(土)付けの『日本農業新聞』に書評が掲載されました。

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