2013年特例法に関する施行状況調査
性同一性障害者の性別の取り扱いの特例法に関する法律 施行状況調査(2013年)
2004年7月16日に「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」が施行されてから、8年半ほどが経ちました。一般社団法人gid.jp日本性同一性障害と共に生きる人々の会では、最高裁判所に対し、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」第3条第1項に基づく戸籍の性別更正申立数等の照会を行いました。結果をお知らせします。
*2004年から2011年のデータは司法統計によります。
*2012年のデータは速報値です。
*法の施行が平成16年7月16日のため、2004年のデータは、約半年分となります。
*最高裁判所によると、「その他」は、申立人の死亡や管轄違いによる移送などが考えられる、とのこと。
2012年は737名の方が性別の取扱いの変更が認容となり、施行から2012年末までで総数3584名となりました。毎年数が増えてきていますが、ついに年間700名を越えました。
しかしながらまだまだ充分とは言えず、性同一性障害特例法が成立10周年を迎える今年、特例法の再改正と、健康保険を適用して更に医療を受けやすくする環境を目指し、活動を続けて参ります。
一般社団法人gid.jp日本性同一性障害と共に生きる人々の会
代表 山本 蘭