2013年7月北陸交流会


ホルモン療法について、正しく知ろう

ホルモン療法は、性同一性障害の当事者にとって、ほぼ最初に行う身体的治療であり、待ち望んだ本来の性別を取り戻す第一歩とも言えます。
しかしながら、どのくらいの量をどれくらいの間隔で行えば良いのか、注射や経口剤、貼付剤、クリーム、などの種類、あるいは薬品名による違いなど多種多様な選択があり、正確な情報を知ることを困難にしてます。更に、ホルモンを摂取することにより、どのような副作用があるのか、その対策は、検査は、長期服用しても大丈夫?など、考えておかなければならないこともたくさんあります。
特に個人輸入などでされている方は要注意。自己責任とは言え、あなたは危険にさらされているかもしれません。
そこで、今回はホルモン療法に詳しい、女性クリニックWe! TOYAMA 院長の種部先生をお招きして、専門的なお話しを伺います。これで、ホルモンに関する疑問、悩みも一気に解決です。
講演の後は種部先生を交えて交流会を行います。悩みや困っていること、治療のこと、職場のこと、家庭のこと、カムアウトの事など何でもみなさんで一緒に考えて行きましょう。
ホルモン摂取をすでに始められている人はもとより、これから考えている方、ご自分の性別に違和感のある方、性同一性障害の当事者の方、そのご家族やご友人の方、関係者の方・・・どうかご参加ください。
多数のご参加をお待ちしております。

日時 2013年7月20日(日)14時00時~18時00分
13時30分開場
講師 種部 恭子 (たねべ・きょうこ)医師(産婦人科医、女性クリニックWe!富山 院長)
平成2年、富山医科薬科大学医学部附属病院。平成3年、愛育病院産婦人科。平成4年、黒部市民病院産婦人科。平成10年、富山医科薬科大学医学部産科婦人科学にて助手。平成12年、同病院産科婦人科にて医局長・外来にて医長。平成15年、済生会富山病院産婦人科にて医長。平成18年、女性クリニックWe!富山にて院長。専門は生殖医療(内分泌・不妊)、思春期、更年期、性差医療・女性医療。思春期婦人科診療や性教育をはじめ、女性を取り巻く社会問題に関する社会啓発活動も積極的に行っている。平成21年第41回中日教育賞受賞。
場所 富山県高岡市内
※ご予約の方に詳細をご案内
参加費 会員(家族・パートナーを含む):500円
非会員:1000円
参加資格 弊法人の会員であるかにかかわらず、性同一性障害/性別違和を抱える当事者およびそのご家族、ご友人、支援者など、性同一性障害/性別違和に理解や肯定的関心のある方であればどなたでもご参加いただけます。性同一性障害/性別違和に関して相談したい方、弊法人の活動に興味のある方などのご参加も歓迎しています。
※交流会ですので、取材や研究のみを目的としている場合はご遠慮ください。
その他
*飲み物は各自でご準備ください(アルコール飲料不可)。
*写真や動画の撮影はご遠慮ください。
*交流会の開催と進行に明らかな支障があり、スタッフからの注意を受けても止まない妨害行為がある場合、やむなく途中退場をお願いすることがあります。
注意事項 他の参加者の発言を一方的に批判することを禁止します。