性同一性障害医療の概要と医療・教育・人権
gid.jp では、九州で初めてフォーラムを開催いたします。
性同一性障害とは、出生時に割り当てられた性別と、社会生活上の性や性自認が一致しないことにより、多大な苦痛・苦悩を有する状態のことをいいます。性同一性障害の当事者は国内に1万人以上存在すると推定され、困難な状況におかれている者も多く、まだまだ理解が進んでいるとは言えません。岡山大学の最近の調査においては、性同一性障害により不登校を経験した者24.5%、自殺を考えた事がある者が68.7%、自傷・自殺未遂経験者は20.6%と有意に高い数字を示しています。
そこで、今回のフォーラムでは、国内でトップクラスの性同一性障害医療を提供している岡山大学より、3名の専門家をお招きして、性同一性障害の概要をわかりやすく説明すると同時に、 精神療法・ホルモン療法・手術療法などの治療を、どのように行っていくのかについて、詳しく解説いたします。また、当会代表の山本蘭より、当事者が置かれている現状の報告を行い、当事者3名による体験談もお話しさせていただきます。現在早急な対応が求められている教育や人権など、性同一性障害に関する様々な問題についてもとりあげます。
性同一性障害や性別への違和感に悩んでいらっしゃる方、そのご家族やご友人、教育関係の方を始め、多くの方に参考になるかと思います。みなさまのご参加を、お待ちしております。
日時 | 2012年11月23日(金・祝)13時00分~18時00分 12時30分開場 |
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場所 | 博多市民センター視聴覚室 (福岡県福岡市博多区山王1-13-10) |
定員 | 70名(定員になり次第締め切る可能性があります) |
参加費 | 会員:1000円 高校生以下:無料(身分証をご呈示ください) |
内容 | 12時30分 開場 13時00分 開会、諸注意 13時10分 講演(松本医師) 14時00分 講演(中塚医師) 15時00分 講演(難波医師) 15時50分 講演(山本蘭) 16時40分 当事者の体験談 17時25分 質疑応答 18時00分 閉会 |
講師 | 松本 洋輔 医師(岡山大学病院 精神神経科 助教)
「性同一性障害の概要と精神療法について」
1989年 岡山大学医学部医学科卒
中塚 幹也 医師(岡山大学大学院保健学研究科教授、GID(性同一性障害)学会理事長)
1996年 岡山大学医学研究科修了 2002年 岡山大学保健管理センター 2004年 岡山大学病身精神神経科 助教 2005年 ジェンダークリニックコーディネーター 「性同一性障害のホルモン療法および教育問題について」
1986年 岡山大学医学部卒業
難波 祐三郎 医師(岡山大学病院ジェンダーセンター長、岡山大学大学院形成外科准教授)
1986年 岡山大学医学部附属病院産科婦人科入局 2003年 岡山大学医学部 産科婦人科 講師 2006年 岡山大学医学部保健学科 教授 2007年 岡山大学大学院保健学研究科 教授 「性同一性障害の手術療法について」
1987年 香川医科大学卒業
1987年 岡山大学整形外科入局 2001年 岡山大学医学部形成外科 助手 2004年 岡山大学大学院形成外科 講師 2006年 岡山大学大学院形成外科 助教授 2007年 岡山大学大学院形成外科 准教授 GID(性同一性障害)学会理事 等 |
参加資格 | 関心のある方どなたでも
※本フォーラムは一般公開です。マスコミ関係者が来場するため、一般市民の方、性同一性障害当事者の方は、各自でプライバシー保護にご注意ください。
※取材を希望の方は必ず事前にメールにてお問い合わせください。
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参加申込 方法 |
以下を記入したメールを送ってください。
1、参加者のご氏名(通称名可)
2、参加人数
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マスコミ 関係者各位 |
*会場で、マスコミ関係者専用受付を行ってください。
*撮影は壇上のみに限定してくださるようお願いいたします。
*参加者に対する取材は、原則お断りいたします。
* それ以外の取材につきましては、事前にお問い合わせください。
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主催 | 一般社団法人gid.jp日本性同一性障害と共に生きる人々の会 |
後援 | 福岡県 福岡市 福岡県教育委員会 福岡市教育委員会 |