第17回


SRS再開記念
埼玉医科大学における性同一性障害医療性同一性障害とその治療

1998年、埼玉医科大学において、性同一性障害の患者に対する日本で初めてガイドラインに沿った性別適合手術が実施されました。日本において、性同一性障害はこの時初めて公式に認められたと言っても過言ではありません。それ以来、埼玉医科大学は、日本における性同一性障害医療のパイオニアとして、この分野を牽引してきました。しかし残念ながら、2007年に諸事情により手術は一時中断を余儀なくされます。私達にとってそれは大きな衝撃でした。
それでも関係者のご尽力により、2008年から乳房切除が始まり、そして本年いよいよ性別適合手術も開始されることとなりました。今回のフォーラムでは、再開された埼玉医科大における性同一性障害医療について、塚田、百澤両先生をお招きし、詳しくお話し頂きます。みなさまのご参加を、お待ち申し上げます。

日時 2010年6月13日(日)13時00分~17時45分
12時30分開場
場所 南部労政会館 第5・6会議室
(東京都品川区大崎1-11-1ゲートシティ大崎 ウェストタワー2F)
定員 160名(定員になり次第締め切る可能性があります)
参加費 会員:1000円
会員以外:1500円
内容 12時30分 開場
13時00分 開会の挨拶・諸注意
13時05分 講演「性同一性障害の精神療法と、埼玉医科大の取り組み」(塚田 攻 医師)
14時20分 講演「性同一性障害の外科的療法と、埼玉医科大の取り組み」(百澤 明 医師)
15時35分 質疑応答・シンポジウム
17時00分 自由交流会
18時00分 懇親会
講師 塚田 攻 医師(医学博士、かわごえクリニックジェンダークリニック担当)
埼玉医科大学 神経精神科・心療内科講師 かわごえクリニック ジェンダークリニック担当 昭和53年、慶應義塾大学医学部を卒業。昭和54年、(旧)浦和保養院常勤医師。平成7年、亀田総合病院精神神経科部長。平成13年、埼玉社会保険病院精神神経科部長。平成18年、埼玉医科大学神経精神科・心療内科講師。 かわごえクリニック ジェンダークリニック担当。
百澤 明 医師(埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 講師)
平成元年、山梨医科大学医学部医学科を卒業。平成13年、東京大学医学部形成外科助手。平成15年、杏林大学医学部形成外科助手。平成16年、杏林大学医学部形成外科講師。平成19年、埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科講師。日本形成外科学会専門医。
参加資格 関心のある方どなたでも
※本フォーラムは一般公開です。マスコミ関係者が来場するため、一般市民の方、性同一性障害当事者の方は、各自でプライバシー保護にご注意ください。
※取材を希望の方は必ず事前にメールにてお問い合わせください。
参加申込
方法
以下を記入したメールを送ってください。
1、参加者のご氏名(通称名可)
2、参加人数
マスコミ
関係者各位
*会場で、マスコミ関係者専用受付を行ってください。
*撮影は壇上のみに限定してくださるようお願いいたします。
*参加者に対する取材は、原則お断りいたします。
* それ以外の取材につきましては、事前にお問い合わせください。
主催 性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会