性同一性障害当事者の健康診断実態調査報告
2022年3月から4月、一般社団法人gid.jp日本性同一性障害と共に生きる人々の会では、健康診断に関わるアンケートを実施いたしました。
性同一性障害当事者等の性別違和を抱える当事者(当事者)は、出生時の身体的性別、職場や学校で取り扱われている性別、性自認等が“男性”あるいは“女性”で一貫していない状態にあることが多くあります。健康診断には、その実施方法や測定数値の解釈に等において“性別”を抜きに考えることが難しく、嫌な思いをしないため、「健康診断を受けない」という選択をする当事者が存在します。しかしながら健康診断は当事者の健康的な生活に不可欠なものであり、弊法人としても、受診を励ましたいと考えています。
そこで、当事者の健康診断の受診状況等について調査いたしました。実施期間で50名を超える方から回答をいただきました。ご協力いただきましたみなさま、大変ありがとうございました。
ここに、その調査結果をまとめ、ご報告いたします。
調査方法 | 弊法人ホームページ上にアンケートURLを公開し、インターネット上で回答を得る |
質問項目 | 性同一性障害当事者の健康診断実態調査 |
実施期間 | 2022年4月13日~2022年4月30日 |
調査責任者 | 西野 明樹(弊法人代表) |
実施機関 | 一般社団法人gid.jp日本性同一性障害と共に生きる人々の会 |
調査結果と考察の概要
- 健康診断やがん検診について、性別の不一致によりつらい思いをしている者、つらい思いなどをしないために健康を犠牲にしてもよいとまで思っている者の存在が明らかになりました。
- 性別適合手術を行ったとしても、出生時の身体的性別を変えることはできず、検査数値の解釈に慎重さが求められることが医療者に認知されていない可能性があります。
- 当事者がよりよい健康的生活のために健診を可能な限り気持ちよく受けられるよう、集団健診を担っている医療機関等への啓発が必要と考えられます。
Q1.出生時の身体的性別
Q2.戸籍上の性別
Q3.医師による性同一性障害の診断の有無
Q4.精神療法
Q5.ホルモン療法
Q6.精巣摘出術
Q7.陰茎切除術
Q8.造膣術
Q9.外陰部形成術
Q10.乳房切除術
Q11.卵巣摘出術
Q12.子宮摘出術
Q13.尿道延長術
Q14.膣閉鎖術
Q15.陰茎形成術
Q16.現在の身分
Q17.健康診断の受診状況
Q18.性別の不一致を抱える当事者であることについて伝えて健康診断を受診しているか
Q19.出生時の身体的性別
※ここで言う「躊躇いや迷い」は、性別の不一致があることを背景とした集団健診に対するものを意味します
Q20.合理的配慮に関する事前説明の状況
※ここで言う「合理的配慮」は、性別の不一致を抱えていることに対する合理的配慮を意味します
Q21.合理的配慮の適切さ
※ここで言う「合理的配慮」は、性別の不一致を抱えていることに対する合理的配慮を意味します
Q22.胃がん検診の受診状況と受けていない理由
- 手術は上半身のみで戸籍の性別での検診は、見た目との乖離が大きく、様々な混乱が予想されるため。
- 男性と女性とでしか分かれていないため。
- 受けたくない
- 受けたくても望みの性別で受けられないため、受けたくても受けられない。
- 集団健診は性別の不一致への配慮がされないと思い、受けられないと思っているし、保健センターらも受けられないことは承知しているけど、性別への配慮について何ひとつ聞いていない。配慮ができるのだとしたら、聞いてみたい。
Q23.子宮がん検診の受診状況と受けていない理由(出生時女性のみ)
- 検診を受けることに抵抗があるから。がんで手術になっても良いと思っているから。
- 他人に下半身を見せたくない。それに婦人科の検診は女性しかいない場所であり絶対に目立つので行きたくない。
- 受けたくないため。
- 受けたくても望みの性別で受けられないため、受けたくても受けられない。
- 性自認が理由により、受けることにかなりの抵抗を感じるため。
Q24.肺がん検診の受診状況と受けていない理由
- 手術は上半身のみで戸籍の性別での検診は、見た目との乖離が大きく、様々な混乱が予想されるため。
- 男性と女性とでしか分かれていないため。
- 受けたくても望みの性別で受けられないため、受けたくても受けられない。
- 集団検診は性別の不一致への配慮がされないと思い、受けられないと思っているし、保健センターらも受けられないことは承知しているけど、性別への配慮について何ひとつ聞いていない。
Q25.乳がん検診の受診状況と受けていない理由(出生時女性のみ)
- 検診を受けることに抵抗があるから。がんで手術になっても良いと思っているから。
- 婦人科の検診は女性しかいない場所であり、絶対に目立つので行きたくない。※現在は喪失済み
- 受けることには抵抗があったため、受けなかった。※現在は喪失済み
Q26.大腸がん検診の受診状況と受けていない理由
- 手術は上半身のみで戸籍の性別での検診は、見た目との乖離が大きく、様々な混乱が予想されるため。
- 受けたくても望みの性別で受けられないため、受けたくても受けられない。
- 集団検診は性別の不一致への配慮がされないと思い、受けられないと思っているし、保健センターらも受けられないことは承知しているけど、性別への配慮について何ひとつ聞いていない。
Q27.前立腺がん検診の受診状況と受けていない理由(出生時男性のみ)
- アイデンティティが女性なので、関係ないから受けない。
- 私は女性だから
- 集団検診は性別の不一致への配慮がされないと思い、受けられないと思っているし、保健センターらも受けられないことは承知しているけど、性別への配慮について何ひとつ聞いていない。
Q28.健康診断やがん検診について、性別の不一致を抱えている当事者であるために悩んだり困ったりしたこと、受診の支障になったりしたこと
- 子宮がん検診や乳がん検診など女性特有のものについて直面するのが嫌だから。待合室に周りに女性しかいない場合は嫌だから。がんになって手術になっても仕方ないしそうなってもいいと思う。
- 集団検診では、未手術の身体が気になって神経をすり減らせるだけなので、そもそも考えてない。血液による様々な検査は、ホルモン治療をして下さる病院にて定期的にしてもらっているので、それで良しとしている。
- 当日までどこにも相談できなかった
- 受診票の性別は女性となっているが、見た目で男性に見られることがあり、不都合を感じている。男性に見られているのに、自ら女性に訂正したくない。更衣室を利用しなければならない健康診断は特に困ってしまう。
- 周りに知られて、医療従事者からもバッシング受ける事が恐怖。
- 事前説明がまず面倒くさい。
- 性別移行前には集団検診を受診しました。性別移行後は大学当局への問い合わせ、交渉をしてまで健康診断を受診するメリットを見出せないので、受診していません。
- 戸籍上の性別が変更されるまでは、例え、性別適合手術済みと説明しても、受付の段階で受診拒否などなれ、受け入れてくれる医療機関を探すのに、毎年苦労した。
- 更衣室が個室ではない。男女で異なる検査衣。
- 大学で毎年集団検診がありますが、時間帯が男女別なため、私は毎回予備日と言って、受けそびれた人たちが男女混合で受ける日に参加しています。しかし予備日の存在が明記されていないこと、予備日であっても対面での聴診器やレントゲンはとてもストレスです。また性別欄も見られるため、前回は嗄声であると書かれました。
- 過去に保険診療で受けたとき、ひどいことを言われ、心に深い傷を負わせられてからは、望みの性別で受診したいので、自費でしか受診することができないので、金銭的な負担が大きく、日常生活に支障をきたしている。
- 戸籍上男性ということで、シスジェンダー男性と同じ場所に集まって、検査によっては、他の男性と同じ空間で下着姿にならざるを得ず、精神的に苦痛を感じる。
- いきなり胸を捲り上げられた事があって怖かった。心電図検査の時だったか、女性検査の人が笑ってた。私がブラしてたので。
- 性別適合手術前は、乳房を見られるのかとても嫌で、健診時は心電図や胸部レントゲンなどを検査を受けるのにとても躊躇しました。何とか知らない他人の技師さんだからということで我慢して乗り切りました。
- 尿検査が、集団の場合普通にトイレになる。男性で受けても個室に入らないといけないので、誰かと行った時は困った。胸オペ前の時は、胸部レントゲン時にナベシャツでおこなったが、これも、不安だった。
- たとえ、性別違和の手術を受けて戸籍の性別変更をしたことについて配慮を受けたとしても、体の性別が手術によって変わるわけではなく、健康維持のためには体の性別を意識せざるを得ない。たとえば、血中の水分量について、男性と女性では適正な濃度がちがうため、MTF(体男性、心女性)だと、男性で適正でも女性なら水分量が少なくて多血症の疑い診断がついてしまうことがある。
- 集団検診の病院で、具体的な希望をあげる以前に対応できないと断られた。なので個人で受け入れてくれる病院を探した。
- 心電図など上半身を裸になる時に戸惑いを感じる。
- 事前に送付される問診票の封筒が性別で色分けされており、健診クリニックのエントランスで封筒で男女それぞれの健診会場に案内される仕組みになっていた、混乱を招いてしまったことがあります。特にメンタル面に負担がかかった体験でした。
- 普段から心の性別にしたがった身なりをしており、また、体の性別の方の同性に対しては恐怖症があるので、体の性別により分けられた集団検診(そういう集団に入ること)には恐怖しかない。町や保健センターからは、性別への配慮に関わるような一言も無い。せめて個別検診を受けられればいいのだけど、対象ではないの一言しかない。
- 採尿のときに、立位での採尿室に案内された際に困りました。
- 戸籍上男性であるために、雇用先のシステム、制度上、健診メニューが男性のものとなっており、乳がん検診などは自費診療で行う必要がある点。
- 国の通知により表面に女性名(通称)を印刷した健康保険証を使っています。戸籍名と性別は男性のままで、裏面に手書きです。病院と健康保険団体の間の診療報酬のやりとりは女性名で行われていますが、PCに入力された名前の書換えができないという理由で、様々な通知の印刷物は男性名のままです。特定検診やコロナのワクチン接種も男性名が印刷されています。通知書類と見た目が違い、受付が混乱しています。もう慣れました。
- 職場の顔見知りの同僚と一緒に受診したくない。
- 身体の性別に合わせた更衣室に入ると、部屋を間違えていると着替え中の男性に言われてしまったことがあります。
- 性別の不一致を抱えていることを公表していないため、会社の集団検診のため、レントゲン撮影等の際に薄着になる際隠しながら受診している。
- 集団検診のため、従業員の中で個別の事情を理解せずに接して来る者がいる。
- 更衣室に個室がない。
- 会社の健康診断で、会社の人と一緒に受診。尿検査の時に男性用のトイレに入ったが、大用トイレが無く、会社の人にバレないように別のトイレに移動した事が有った。当時はまだ未治療でカミングアウトもしていない。
- 乳腺摘出後の傷跡が大きく、胸を見せることに抵抗がある。
- 個別の更衣室を用意すると言われたが、女性用更衣室に案内された。私は性別適合手術を受けていないため、女性用更衣室を利用することに戸惑いがある。。
- 会社に性自認を開示している状態で、会社の健康診断で、集団健診の会場の日の知らせが渡された際、男女別で日にちが記載されており、自身が受ける日を、出生時割り当てられた性の日で書かれていたことに傷ついた。集団健診を選択せずに任意の病院で健診を受ける事が出来る規定だったが、集団健診は交通費、勤怠が付くが、任意の健診所だとそれらが出ない事を不平等に感じた。
- 職場での集団健診はないので、身体と外見の性別の不一致があっても気兼ねなく健康診断を受けられる病院が見つからない。
Q29.健康診断やがん検診について、性別の不一致を抱えている当事者であることから受けたり提案されたりした合理的配慮
- レントゲン、心電図、検尿は女性として受けさせてもらえた。
- 個室で着替える。誰も居ないタイミングで胸部レントゲンを撮る。
- 着替えを更衣室ではなく、別の部屋を準備された。受診票の性別欄にポストイットを貼り、周囲の目に留まらないようにされた。
- 着替えをひとりでできた。戸籍上は女性だが男性フロアで受診できた。ひとりだけ健診施設が異なっていたため解答結果について職場送付ではなく自宅送付とし、職場には(同僚に聞こえる)電話ではなくメールで連絡をした。着替えや荷物を置くところなど当日の案内を書面にしてもらうことができた。
- 更衣室が個別対応で男女別ではない。裸にならずに専用のシャツを着用できる。名前では呼ばれずに番号で呼び出しがかかる。採尿では個室のトイレを使用できる。
- ほぼ全て個別対応していただいたので問題はありませんでした。
- トイレで着替えたいと申し出たところ、女性用更衣室を使ってくださいと逆提案頂いた。少し気が引けつつ、ご好意を受けている。
- 職場の人事部を通して健診クリニックに事前に調整していただき、女性として健診を受けられるようになりました。前述の封筒の色の問題もクリアし、乳がん検査も希望すれば受けられます。着替えについても従業員向けのブースを使わせて貰っており、大変感謝しています。
- 女性の更衣室利用。
- 別室での個別対応。
- 大きな職場なので、いくつかの会場から選んで受診でき、顔見知りの少ない会場で受診できる。職場での健診を受診しない場合、後日個別に医療機関で受診できる。
- 実施者より検診担当者への事前説明があり現場での適切な対応があった。
- 人間ドック受診に際し、当事者であることを伝え、初回は別室だったが、現在は希望する性別で更衣室の利用が出来ている。
- 性別変更前でも健康診断は男性として受診させて頂けた。
- mtfですが、女性として受診出来た。診察券も女性だった。
- 誰でもトイレの利用を許された。
- 集団更衣室以外の別室での着替えが許された。
Q30.自身が性別の不一致を抱えている当事者であることに関連して、もっとこのような配慮や支援があれば健康診断やがん検診を受けやすい、受けることへの抵抗が減る、などと思われること
- 医療機関で更衣室の選択、個室での着替えなど申込時に受け付け可能などと受診券に記載してほしい。医療者の性同一性障害への理解研修など積極的に行う医療機関には、認証マークなどで分かるようにしてほしい。
- 検診の為に会ったこともない医師のところへ行くのは、それまでのGIDの経過や心情まで一から話さねばならなかったりと面倒だし恐怖でしかないので、ホルモン治療をしてくれている病院で全て出来れば一番安心。
- トランス専用のメニューがあると受けやすいと思う
- 性別が「男性」「女性」「その他」など、当事者に配慮した区別があること。
- 更衣室が「男性」「女性」のみではないこと。
- 一般の人(当事者ではない人)が不快な思いをしないこと。
- はっきり言いますと、合理的配慮などは自身で何とか説明をして社会に溶け込んで行くべき。辛い経験を乗り越えたからこそ見えるものがあると思います。
- プライバシー配慮。
- 今は同じ病院で毎年人間ドックを受けています。初めての年に電話で事前説明して当日は個室で着替えました。2年目からは説明しなくても望む性別の更衣室で着替えて受診しています。当事者で有る事がカルテ等で引継ぎされる事が重要だと思います。
- あらかじめ性違和の当事者への案内が告知されていること。
- 受診日が男女別で設定されないこと。
- 自身の認知する性別の通りの健診を受けられること。医療関係者が、当事者であることを説明するとまるで異常な者をみるように拒絶し、他院を勧めたりするのを避けること。1人の人間です。
- 個別で(別の医療機関などでも)行う方法が取れることを明記してほしい。
- 性別を混合にした受診時間帯を設けてほしい。
- 一言、GIDに対する認知の言葉や掲示があればこちらも事情を説明しやすい・レントゲンや心臓音、聴診器などは大変ストレスなので、身体の露出などを最小限で済むようにしてほしい。
- 子宮はすでに摘出しているが、子宮頸がんのクーポンが使える市内病院がなく、市外の理解のある病院で検査を受けたため実費だった。自治体を問わないようにしてほしい。
- 様々な事情でカミングアウトできていない当事者も存在するので、戸籍上の性別だけで機械的に一律に扱うのは辞めて欲しい。例えば、個別希望者には、別の時間枠を設けてはどうか。私は、ホルモン治療を始めたことで日に日に肉体的精神的に女性化しているので、現状のやり方では、これ以上受けることは困難となってしまう。
- 乳がん検診を当たり前のように受けられるようにしてほしい。今はいちいち交渉が必要。
- 集団だと基本並ぶ形なので後ろに誰かが待ってたりすることも多い。個別に配慮してほしい。
- 採尿するトイレが小用しかないところは不便なので男女共通の設備にする。
- 性別の関係ない診断は性別欄をなくす
- 外から見えない、声が聞こえないなどプライバシーが守られた環境での診察がされる
- 集団健康診断のレントゲン、問診票の性別で「女性が受診しています」の札が診断車に貼られる。1人ずつ入るのに必要かだろうか?トランジェンダーに対して、配慮してほしい。
- 待合室の個別化。
- 健診着の改良(男女で分けない)
- 個別で受診できるようにする医師に検査は体の性別で行うことを伝えることが安心してできるような配慮が必要MTFは女性ホルモン療法により副作用として乳がんのリスクが高まるため、男性向けの乳がん検診を広めて、MTFでもそれが受けやすいようにする。
- 戸籍上男性は乳がん検診が実費なのが解せない。豊胸無しでEの大きさがあるので不安のため実費で受けている。乳がん検診は男女問わず市区町村または事業体の補助が欲しい。
- 医療機関で名前をコールする際に通称名で呼んでもらえるようなしくみ。改名前の方は辛い方多いのではないかと思います。
- 個別検診が一番問題ないと思う。受けられるようにしてほしい。
- 銀行口座、クレジットカード、公共料金、航空券などすべて女性名でくらしています。戸籍を変えないのだから当然という人もいますが、健康保険証をICカード化して、戸籍の名前と性別が表面上だけでも見えないようにしてほしいです。
- あらかじめ、どのような配慮があるか、健康診断の案内に明記してあるとよい。
- 検診の案内文に性別違和を抱える人のための事前相談窓口を記載してほしいです。
- 見た目で判断することなく対応していただけると幸いです。もちろんこちらからの事前説明などのアプローチは必然となります。
- 理解の有る・知識のある健康診断を行う事の出来る機関を設立してほしい。
- 手術の傷跡について、根掘り葉掘り聞かないようにして頂きたい。
- 会社の人間ドックで乳がん検診を受けたのですが市の乳がん検診は対象外の為その部分は積極的になってほしい。
- 個別の更衣室を用意して欲しい。
- 女性用更衣室を利用する場合は、カーテンなど着替える姿を見られないようにして欲しい。
- 健康診断を受ける病院や健診所を選ぶ際、性別違和を抱える者にとって安心かどうかの情報提供があるとよい。更衣室やトイレや臨機応変な対応可など。病院は知識がある事が多いが、健康保険組合は性別違和を抱える人がいるということが念頭に無い事が多いように感じるので、認知が広まる事が必要。
- 病院のサイトなどにトランスジェンダーへの配慮があることが明記してあると受けやすい。
- 身体的特徴の安全を考慮した受診を、と言われれば、定期的なメンテナンスとして事務的に受けられる気がしている。