交流会参加にあたっての約束
以下の約束は、みなさんがより安心して安全に交流会に参加できるように、という目的で設けられているものです。この約束を共有し、また、ひとりひとりがその意味を理解し守っていくことが大切です。互いに気持ちよく有意義な時間を過ごせるよう、ご協力をお願いします。
そのときその場で感じている気持ちを率直にお話しください。
- 性自認のあり様や性別違和感の強さ、希望する身体的治療の選択など、同じ性同一性障害当事者であったとしても、生き方に関する考えはひとりひとり異なり、それぞれが尊重される必要があります。ご自身と異なる選択や考えを表明する方がいらっしゃったとしても、良し悪しを判断して評価したり、考えを改めるように説得したりすることはおやめください。
- 誰かに質問されたり、発言を求められたりしても、もしまだそれについて話す準備ができていないなら、無理に話す必要はありません。「まだ話せない」「今は話したくない」など、お気持ちをそのまま言葉にしてお話しください。
安心して語り合える場をみんなで守りましょう。
- 性同一性障害当事者であることや性別違和感を抱いていることを、家族、友人、同僚など、日常生活で接する周囲の方々にカミングアウトしていない方もいます。交流会に参加していた方のお名前(通称名を含む)はもちろん、互いの住まいや職業、勤務先、治療の進み具合などは、交流会の場を出たら絶対に口外しないでください。
- 交流会の開催場所は、原則として非公開となっています。交流会情報の紹介や参加体験記などをインターネット上に書き込むことは差し支えありませんが、開催場所については記載しないようにお願いします。
これらの約束に反する不誠実な行為が明らかに認められ、注意喚起の後も改善が見られない方については、交流会の安心・安全を守るためのやむを得ない措置として、参加をお断りする場合があります。
困ったときには支部長までご相談ください。この約束に関する不明点等の問い合わせは、事務局までご連絡ください。
-----
2019年10月1日
一般社団法人gid.jp日本性同一性障害と共に生きる人々の会