性同一性障害と就労
わたしたち性同一性障害の当事者は様々な問題に直面しています。医療のことや、周囲の理解などは過去に何度も話してきている共通の悩みです。
もう一つ大事なこと、それは就労に関する悩みです。不景気の折、一般の方々の就労も難しい昨今ですが、性同一性障害の当事者は履歴書の性別欄記載などに代表されるように、応募の時点からつまずいてしまいがちです。私たち当事者もどうしたら仕事に就けるのか、よく考えて工夫をしなければなりません。
一方で、雇用をする企業も、当事者を採用するにあたり様々な心配事や準備が必要になることが予想されます。今回は実際に当事者を採用なさった実績のある会社の社長様から、どのような問題を考えたのか、実際はどうであったのか等、応募する当事者側では判らない事情をお話していただきます。就職が上手くいかない事を、自分は性同一性障害の当事者だから、と考えてしまいがちですが、雇用する側も違った事情があるわけですから、そのような事を知れば、自分達がどのように対処をすればいいのか、少しでも参考になるはずです。
皆様、多数のご参加を、お待ち申し上げます。
日時 | 2012年3月3日(土)14時00分~17時30分 13時30分開場 |
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講師 | 性同一性障害当事者を雇ったことのある企業の代表者の方 |
場所 | 大阪府大阪市内 ※ご予約の方に詳細をご案内 |
参加費 | 会員(家族・パートナーを含む):500円 非会員:1000円 |
参加資格 | 弊法人の会員であるかにかかわらず、性同一性障害/性別違和を抱える当事者およびそのご家族、ご友人、支援者など、性同一性障害/性別違和に理解や肯定的関心のある方であればどなたでもご参加いただけます。性同一性障害/性別違和に関して相談したい方、弊法人の活動に興味のある方などのご参加も歓迎しています。
※交流会ですので、取材や研究のみを目的としている場合はご遠慮ください。
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その他 |
*飲み物は各自でご準備ください(アルコール飲料不可)。
*写真や動画の撮影はご遠慮ください。
*交流会の開催と進行に明らかな支障があり、スタッフからの注意を受けても止まない妨害行為がある場合、やむなく途中退場をお願いすることがあります。
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注意事項 | 他の参加者の発言を一方的に批判することを禁止します。 |