2010年4月東海交流会


「性同一性障害の新しい治療論」にむけて

性同一性障害の当事者にとって、身体的治療は大きな関心の一つです。身体的治療は、これまで一般に、「性別の自己認識」と「身体的性別」を「一致」させる治療だと考えられてきました。では、身体的治療は、それ自体が目的なのでしょうか?私たち当事者が精神的安定を得られるのはどんな時なのでしょう?
今回の東海交流会では、「性同一性と自我同一性の統合」をめざす新しい治療論を提唱されている精神科医の松永千秋先生をお招きして、これからのGID治療の在り方について学んでいきたいと思います。私たち多様な当事者一人ひとりにあった治療とはどんなものなのか、一緒に考えてみましょう。
この他、3月20日・21日に札幌で開催された、GID学会学術大会の報告会も行います。
また当日はお花見シーズン最盛期。夜桜見物の名所で、お花見懇親会をします。
こちらもぜひご参加ください。みなさまのご参加を、お待ちしております。

日時 2010年4月10日(土)14時00分~18時20分 ※途中参加・退出可能です。
13時30分開場
時程 14時00分 開会・諸注意
14時05分 GID学会の報告と感想交流
15時10分 講演(松永千秋 医師)
16時10分 質疑応答
16時40分 全体交流会
18時20分 閉会
18時30分 お花見
講師 松永 千秋 医師(医療法人正和会日野病院 副院長)
1987年、浜松医科大学医学部を卒業。1991年、浜松医科大学医学部大学院を修了。1993年、米国国立保健研究所およびジョンズ・ホプキンズ医科大学にて研究員。2000年、浜松医科大学医学部にて講師。2003年、医療法人正和会日野病院にて副院長。医学博士。精神保健指定医。精神科専門医。産業医。医療観察法・判定医。日本精神神経学会性同一性障害委員会、委員。GID(性同一性障害)学会、理事。gid.jp執行理事(医療担当)
場所 愛知県名古屋市内の会議室
※ご予約の方に詳細をご案内
参加費 会員(家族・パートナーを含む):500円
非会員:1000円
懇親会 交流会終了後、会場を変えて懇親会を行います。
参加費用は、別途実費になります(2500~3000円程度)。
場所は、当日ご案内いたします。
懇親会だけの参加も可能ですので、お問い合わせください。
参加資格 当団体会員のほか、性同一性障害の当事者の方、ご家族、ご友人、支援者、研究者など、性同一性障害に理解のある方であれば、どなたでも参加いただけます。
性同一性障害に関して相談したい方、当団体の活動に興味のある方などもどうぞご参加ください。
初めての方でも、歓迎致します。
参加申込 参加される方のお名前(通称可)と、参加人数を添えて、メールにてお申し込みください。
折り返し、開催場所をお知らせ致します。
その他 お茶とお菓子を用意しております。
持ち込みを歓迎します(切り分ける必要のないものでお願いします)。
アルコール飲料の持ち込みはご遠慮ください。
注意事項 他の参加者の発言を批判するのは禁止です。