2008年10月東京交流会


わたしたちの生と性

性同一性障害の当事者は、典型的な親がいて子どもがいるといような人生とは異なる人生を歩むことになる方が多いと思います。多くの当事者は、自らの生殖機能を不全にしてしましますし、性交渉も、一般的な男女と同じようにはいかないことも多いと思います。一人で生きている方も多く、身体のこと、性のこと、パートナーのこと、子どものこと、老後のことなど人生に不安を感じていらっしゃる方も多いでしょう。でも、私達には私達の生き方があり、幸せになれるはずだし、健康的な生活を送れるはず。
今回の交流会では、産婦人科医として、長年生と性の現場に立ち会われてきた堀口雅子先生をお招きし、少し難しいテーマになるかもしれませんが、当事者の生と性について、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。
また、ホルモン療法や生殖補助医療、STD(性感染症)などに興味・関心のある方や、質問のある方も、ぜひご参加ください。
尚、堀口先生のご良人でいらっしゃり、同じ産婦人科医の堀口貞夫先生にも参加いただける予定になっています。
お茶菓子、お茶は事務局で用意いたしますが、差し入れは大歓迎です。みなさんでシェアしていただきましょう。ただし、アルコール飲料はご遠慮ください。
みなさまのご参加を、ぜひお待ちしております。

日時 2008年10月25日(土)14時00分~20時00分 ※途中参加・退出可能です。
13時30分開場
時程 14時00分~15時00分 講演 堀口 雅子 医師
15時15分~16時45分 全体交流会・ディスカッション(質問・自己紹介など)
17時00分~18時30分 グループディスカッション
18時30分~20時00分 個別交流会
講師 堀口 雅子 医師(産婦人科医)
思春期から更年期までの「からだとこころの問題」に関心を持ち、啓発活動を続けていらっしゃいます。
1960年、群馬大学医学部を卒業。1961年、東京大学医学部産科婦人科学教室にて研修。1970年~1990年、虎の門病院にて勤務。虎の門病院産婦人科医長。1990年~2004年3月、虎の門病院にて嘱託医(一般および思春期外来)。現在、女性成人病クリニック副院長。日本産婦人科学会専門医。主婦会館クリニック、からだと心の診療室勤務。青山渋谷メンタルクリニック勤務。性と健康を考える女性専門家の会、会長。主な著書に、『夫婦で読むセックスの本(共著、日本放送出版協会)』『10代からのセイファーセックス入門(共著、緑風出版)』『ホルモン補充療法―人生の実りの時期を豊かにすごすために(保健同人社)』など多数。
場所 東京区内公共会館の会議室
※ご予約の方に詳細をご案内
費用 会員(家族・パートナーを含む):500円
非会員:1000円
懇親会 交流会終了後、会場を変えて懇親会を行います。
参加費用は、別途実費になります(2500~3000円程度)。
場所は、当日ご案内いたします。
懇親会だけの参加も可能ですので、お問い合わせください。
参加資格 当団体会員のほか、性同一性障害の当事者の方、ご家族、ご友人、支援者、研究者など、性同一性障害に理解のある方であれば、どなたでも参加いただけます。
性同一性障害に関して相談したい方、当団体の活動に興味のある方などもどうぞご参加ください。
初めての方でも、歓迎致します。
参加申込 参加される方のお名前(通称可)と、参加人数を添えて、メールにてお申し込みください。
折り返し、開催場所をお知らせ致します。
その他 お茶とお菓子を用意しております。
持ち込みを歓迎します(切り分ける必要のないものでお願いします)。
アルコール飲料の持ち込みはご遠慮ください。
注意事項 他の参加者の発言を批判するのは禁止です。