パスする、とは?
一般社会にとけ込むために、望む性別でパスして生活することを、多くの性同一性障害の当事者は目指していることと思います。しかし、自分がパスできていると思えるようになるのは、なかなか難しいもの。疑心暗鬼になったことも多いでしょう。
そもそも、「完パスしている」とは、どのような状態のことなのでしょうか?
当事者にとっては、永遠のテーマともいえるような課題ですが、今回は、奈良女子大で社会学を研究されている鶴田幸恵さんをお招きし、パスとはどのようなものなのかを、社会学的に考えてみたいと思います。
また、参加者の皆さんが「パスする」ためにどのような工夫や努力をし、それを実践しているかを話し合い、みなさんのパス向上のための参考になればと思います。
みなさまのご参加をお待ちしております。
日時 | 2008年2月9日(土)14時~21時 ※途中参加・退出可能です。 13時30分開場 |
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時程 | 14時00分~15時30分 鶴田幸恵さんの講演 15時30分~16時30分 パネルディスカッション 16時30分~19時00分 全体交流会 19時00分~21時00分 自由交流 |
講師 | 鶴田幸恵さん(奈良女子大学大学院人間文化研究科 助教) 2007年3月東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程修了。博士号取得。 2007年6月から奈良女子大学大学院人間文化研究科助教。 専門は、コミュニケーション論、ジェンダー論。専門社会調査士。 1997年からトランスジェンダー・性同一性障害の調査研究を行っている。 |
場所 | 大阪府大阪市内公共会館の会議室 ※ご予約の方に詳細をご案内 |
費用 | 会員(家族・パートナーを含む):500円 非会員:1000円 |
参加資格 | 当団体会員のほか、性同一性障害の当事者の方、ご家族、ご友人、支援者、研究者など、性同一性障害に理解のある方であれば、どなたでも参加いただけます。 性同一性障害に関して相談したい方、当団体の活動に興味のある方などもどうぞご参加ください。 初めての方でも、歓迎致します。 |
参加申込 | 参加される方のお名前(通称可)と、参加人数を添えて、メールにてお申し込みください。 折り返し、開催場所をお知らせ致します。 |
その他 | お茶とお菓子を用意しております。 持ち込みを歓迎します(切り分ける必要のないものでお願いします)。 アルコール飲料の持ち込みはご遠慮ください。 |
注意事項 | 他の参加者の発言を批判するのは禁止です。 |