第14回


性同一性障害と医療
―東海地区のこれからにむけて―

gid.jp東海支局の発足を記念して、フォーラムを開催いたします。
東京・大阪という2大都市圏に挟まれて、ある意味治療の真空地帯だった東海地区。当事者の中には、東京・関西や岡山まで治療に出かけている方もいます。そんな東海地区にも新たな動きがでてきています。
今回のフォーラムでは、東海地区で古くからこの問題に取り組んでこられた亀谷先生に、性同一性障害の解説と精神領域の治療についてお話しいただき、ナグモクリニックの山口先生には外科領域の治療についてお話しいただきます。また、性同一性障害の当事者である東海支局長の安間優希より、当事者の思いについてもお話しさせていただきます。
当事者の方だけでなく、ご家族の方、支援者の方、医療関係の方、教育関係の方、行政関係の方、研究者の方など、性同一性障害にご理解、興味関心をお持ちの方はどなたでも参加いただけます。わかりやすい内容になっておりますので、この機会にぜひ、理解を深めていただければ幸いです。

日時 2008年6月29日(日)14時00分~17時30分
13時30分開場
場所 愛知民主会館2F会議室
(愛知県名古屋市東区葵1丁目22-26)
定員 100名(定員になり次第締め切る可能性があります)
参加費 会員:500円
会員以外:1000円
内容 13時30分 開場
14時00分 開会の挨拶・諸注意
14時10分 講演「性同一性障害と精神領域治療について」(亀谷 謙 先生)
15時20分 講演「性同一性障害の外科領域治療について」(山口 悟 先生)
16時30分 講演「性同一性障害と当事者の思い―GID医療と出会って」(安間 優希)
16時55分 質疑応答・意見交換
講師 亀谷 謙 医師(医学博士、亀谷メンタルクリニック 院長)
1955年、三重医科大学を卒業。東京大学産婦人科学教室入局。間脳下垂体の女性生殖に対する影響の研究を行う。京都府立医科大学解剖学教室、名古屋市立大学医学部講師等を経て、三重大学産婦人科へ赴任。1993年、精神科に移り、主に不妊に悩む夫婦にカウンセリングを行う。2003年、亀谷メンタルクリニックを開院。日本臨床分子形態学会(日本臨床電子顕微鏡学会)名誉会員、日本性科学会、理事。
山口 悟 医師(医学博士、ナグモクリニック東京 院長)
1997年、福島県立医科大学医学部を卒業。東京女子医科大学付属第二病院形成外科助手、ヨーロッパ癌センター形成外科クリニカルフェロー、埼玉医大総合医療センター形成外科助手を歴任。2006年、ナグモクリニック東京の院長となる。日本形成外科学会専門医。日本乳癌学会認定医。マンモグラフィ読影認定医。GID(性同一性障害)学会、理事。
参加資格 関心のある方どなたでも
※本フォーラムは一般公開です。マスコミ関係者が来場するため、一般市民の方、性同一性障害当事者の方は、各自でプライバシー保護にご注意ください。
※取材を希望の方は必ず事前にメールにてお問い合わせください。
参加申込
方法
以下を記入したメールを送ってください。
1、参加者のご氏名(通称名可)
2、参加人数
マスコミ
関係者各位
*会場で、マスコミ関係者専用受付を行ってください。
*撮影は壇上のみに限定してくださるようお願いいたします。
*参加者に対する取材は、原則お断りいたします。
* それ以外の取材につきましては、事前にお問い合わせください。
主催 性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会