第13回


どうなる!?これからの性同一性障害医療

2017年年3月、日本の性同一性障害医療をリードしてきた埼玉医科大学が、性別適合手術を一時中断することになり、性同一性障害の当事者の間には衝撃が走りました。ただでさえ日本に数少ない医療機関が更に減少したことで、手術を待ち望んでいる当事者の困惑は大きく、選択肢は狭まりました。
しかし一方で、クリニックを中心に、ガイドラインに沿った形で治療が行える医療機関も出てきました。1997年に日本精神神経学会によってガイドラインが定められて、ちょうど今年で10年。いろいろな意味で性同一性障害をとりまく医療環境は、曲がり角に来ているように思えます。
そこで今回は、精神療法以降の治療を手がけている、あるいはこれから手がけようと考えている医療機関のみなさまにお集まりいただき、フォーラムを開催いたします。また、当事者にとっては、海外での治療も選択肢のひとつであることから、アテンダント会社の方にも参加いただきました。これらの性同一性障害に対する医療のあり方について、みなさんで考えていきたいと思います。

日時 2007年11月25日(日)14時00分~18時00分
13時30分開場
場所 南部労政会館 第5・6会議室
(東京都品川区大崎1-11-1ゲートシティ大崎ウェストタワー2F)
定員 150名(定員になり次第締め切る可能性があります)
参加費 会員:500円
会員以外:1000円
内容
第一部:プレゼンテーション
参加者各位により、各医療機関の現在の対応状況、実績、予定、将来の展望などをご報告いただきます。
第二部:シンポジウム
講師 塚田 攻 医師(埼玉医科大学かわごえクリニックジェンダークリニック)
中塚 幹也 医師(岡山大学大学院保健学研究科 教授)
阿部 輝夫 医師(あべメンタルクリニック 院長)
山口 悟 医師(ナグモクリニック東京 院長)
木村 知史 医師(ヤスミクリニック)
高松 亜子 医師(元・埼玉医科大学形成外科)
門田 正之 さま(エアビューティーエージェンシー 代表)
参加資格 関心のある方どなたでも
※本フォーラムは一般公開です。マスコミ関係者が来場するため、一般市民の方、性同一性障害当事者の方は、各自でプライバシー保護にご注意ください。
※取材を希望の方は必ず事前にメールにてお問い合わせください。
参加申込
方法
以下を記入したメールを送ってください。
1、参加者のご氏名(通称名可)
2、参加人数
マスコミ
関係者各位
*会場で、マスコミ関係者専用受付を行ってください。
*撮影は壇上のみに限定してくださるようお願いいたします。
*参加者に対する取材は、原則お断りいたします。
* それ以外の取材につきましては、事前にお問い合わせください。
主催 性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会