第12回


関西支部設立記念
性同一性障害に関する諸問題

gid.jpでは、本年4月に関西支部を開設いたしました。
今まで当会が主催するイベントや交流会はほとんど東京で開催されておりましたが、今後関西地区においても、積極的に活動を行ってまいります。まず、その第一弾として設立記念フォーラムを開催いたします。
本年は、1997年にガイドラインが制定されてからちょうど10年、特例法が施行されてからちょうど3年後の見直しの時期を迎えるなど、節目の年になります。この機会に、今までを振り返り、どういう問題があったのか、これからどうなっていくのか、またどうありたいのか、そうした性同一性障害に関する諸問題を見つめ直し、みなさんといっしょに考えていきたいと思います。
講演は、岡山大学の中塚先生と立命館大学の二宮先生にお願い致しました。中塚先生には岡山大学での取り組み例を交えながら主に医学的観点から、二宮先生には特例法を中心に法学的観点からお話しいただきます。

日時 2007年6月3日(日)14時00分~17時00分
13時30分開場
場所 クレオ大阪東 研修室
(大阪府大阪市城東区鴫野西2丁目1番21号 )
定員 42名(定員になり次第締め切る可能性があります)
参加費 会員:500円
会員以外:1000円
内容
第一部:講演(中塚 幹也 先生)
第二部:講演(二宮 周平 先生)
第三部:シンポジウム
講師 中塚 幹也 先生(医師、医学博士)
1994年、岡山大学大学院を修了。岡山大学大学院保健学研究科、教授。岡山大学医学部保健学科、教授。GID(性同一性障害)学会、理事。日本生殖医学会、日本産婦人科内視鏡学会、日本妊娠高血圧学会、日本生殖免疫学会にて評議員を務めている。岡山大学医学部ジェンダークリニックにおいて、性別適合手術も行っている。
二宮 周平 先生(法学博士)
1951年生まれ。大阪大学大学院を卒業。立命館大学法科大学院、教授。ジェンダー法学会、理事・事務局長。gid.jp、顧問。主な著作に、「事実婚の判例総合解説(信山社出版、2006年)「家族法(新世社、2005年)」「21世紀のジェンダー論(共著、晃洋書房、2004年)」「事実婚(一粒社、2002年)などがある。家族法の権威で、性同一性障害に関する論評も多数ある。
参加資格 関心のある方どなたでも
※本フォーラムは一般公開です。マスコミ関係者が来場するため、一般市民の方、性同一性障害当事者の方は、各自でプライバシー保護にご注意ください。
※取材を希望の方は必ず事前にメールにてお問い合わせください。
参加申込
方法
以下を記入したメールを送ってください。
1、参加者のご氏名(通称名可)
2、参加人数
マスコミ
関係者各位
*会場で、マスコミ関係者専用受付を行ってください。
*撮影は壇上のみに限定してくださるようお願いいたします。
*参加者に対する取材は、原則お断りいたします。
* それ以外の取材につきましては、事前にお問い合わせください。
主催 性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会