「GID特例法」の成立と、今後の展望
2013年7月10日、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」(以下、GID特例法)が、衆議院本会議で可決、成立いたしました。この法律は、性同一性障害を抱える者にとって、はじめて戸籍の変更を可能にする道を開くものであり、また「性同一性障害」というものを法律が認めたという意味でも評価できるものであると認識しています。
しかしながら、「婚姻していないこと」「現に子がないこと」「生殖腺の機能を失っていること」など様々な要件も付加され、ある意味、当事者にとって今後に大きな課題を残したのも事実です。そのため、施行後3年後の見直しという附則も加えられました。
一方で戸籍が変わればすべてが解決するというわけでもありません。医療機関の拡充や保険適用、就職差別など多くの問題も残されています。そもそも、GIDに対する偏見や差別がなくなったわけではありません。
そこで、今回はこの法案の成立ご尽力いただいた国会議員のみなさんをお招きし、特例法制定に至った経緯を検証すると同時に、これから見直しに向けてどのような活動をしていかなければならないのか、性同一性障害をかかえる者が普通にくらせる社会をいかに目指していくのかを考える上で、国会議員のみなさんに期待することはなにか、私たち自身ができることは何なのかを共に考えていきたいと思います。
日時 | 2003年9月20日(土)14時00分~17時00分 13時30分開場 |
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場所 | 科学技術館 第1会議室 (東京都千代田区北の丸公園2-1) |
定員 | 90名(定員になり次第締め切る可能性があります) |
参加費 | 1000円 |
内容 | 上記の通り |
講師 | 浜四津 敏子 先生(衆議院議員、公明党代表代行、与党PT座長代理) 山下 英利 先生(衆議院議員、自民党、与党PT事務局) 後藤 博子 先生(衆議院議員、自民党、与党PTメンバー) 山花 郁夫 先生(衆議院議員、民主党、衆議院法務委員会委員) ほか、法案成立に尽力くださった議員の方 |
参加資格 | 関心のある方どなたでも
※本フォーラムは一般公開です。マスコミ関係者が来場するため、一般市民の方、性同一性障害当事者の方は、各自でプライバシー保護にご注意ください。
※取材を希望の方は必ず事前にメールにてお問い合わせください。
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参加申込 方法 |
以下を記入したメールを送ってください。
1、参加者のご氏名(通称名可)
2、参加人数
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マスコミ 関係者各位 |
*会場で、マスコミ関係者専用受付を行ってください。
*撮影は壇上のみに限定してくださるようお願いいたします。
*参加者に対する取材は、原則お断りいたします。
* それ以外の取材につきましては、事前にお問い合わせください。
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主催 | 性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会 |