2008年6月東京交流会


FTMどうしの情報提供および意見交換会

性同一性障害(GID)の当事者の中で、MTFとFTMではその苦悩や葛藤に大きな違いはないものの、身体の基本構造や考え方が異なるために、共有しがたい部分も多くあると思います。
そこで、あえてFTMのみに関する問題に的を絞って、FTMの皆さんと色々な課題を話し合い、FTMどうしの横の繋がりを広げていきたいと考え、この交流会を企画いたしました。

さらに今回は、体の治療を望まないFTXの方にも役に立つ何かをお伝えできればと考え、自らがFTMであり、なおかつ行政書士としても、ご活躍されている宮中法務事務所の宮中裕先生を講師にお招きし、その生い立ちや、実際に取り扱った事例などをお話していただきながら、法律的な面からその生き方をサポートしていただける方法をご教示していただきます。

FTM当事者の方はもちろんのこと、興味を持って下さるFTM/FTXの皆さんもご一緒に交流できればと思います。
みなさまのご参加をお待ちしております。

日時 2008年6月22日(日)14時00分~19時00分 ※途中参加・退出可能です。
13時30分開場
時程 14時00分~15時30分 講演
15時30分~16時00分 質疑応答
16時00分~17時00分 全体ディスカッション
17時00分~19時00分 グループディスカッション
講師 宮中 裕 先生(行政書士宮中法務事務所)
性同一性障害・同性愛者の法務コンサルタントをはじめ、世の中のトラブルを未然に防ぐための法務やトラブル解消する法務、またまた元水商売という視点から風俗営業・飲食店営業許可など、街の身近な法律家として日々勉強している事務所です。新宿2丁目某ゲイバーで12年間勤務。性同一性障害(FTM)当事者として自分にも何かできないかと思い立ち、行政書士を取得。現在、行政書士事務所を開業し、性同一性障害・同性愛者の方々の法務コンサルタントを当事者の視点から展開中。
同性婚が認められていない日本で好きな人と同じ名字になる手続き、パートナー契約書の作成、自分の意思を大切な人に残すための遺言書作成、もしものときに家族以外でも連絡をもらうための緊急連絡カードの作成、などを手がける。自身の経験を活かして、いかに本当の自分へ近づくための相談やカミングアウト支援も行っている。
場所 東京都区内公共会館の会議室
※ご予約の方に詳細をご案内
費用 会員(家族・パートナーを含む):500円
非会員:1000円
参加資格 当団体会員FTM当事者のほか、性同一性障害FTM/FTX当事者の方、ご家族、ご友人、支援者、研究者など、性同一性障害FTM/FTX当事者に理解のある方であれば、どなたでも参加いただけます。性同一性障害FTM/FTXに関して相談したい方、当団体の活動に興味のある方などもどうぞご参加ください。
初めての方でも、歓迎致します。
※今回はFTM/X当事者以外の方お一人ではご参加いだけません。必ず、どなたかFTM/Xの当事者とご一緒にご参加ください。
参加申込 参加される方のお名前(通称可)と、参加人数を添えて、メールにてお申し込みください。
折り返し、開催場所をお知らせ致します。
その他 お茶とお菓子を用意しております。
持ち込みを歓迎します(切り分ける必要のないものでお願いします)。
アルコール飲料の持ち込みはご遠慮ください。
注意事項 他の参加者の発言を批判するのは禁止です。