春よ来い、浪速へ来い
〜日本GI学会第26回研究大会の報告をふまえて~
厳しい冬の寒もようやく緩み始め、春の兆しを感じられるようになってまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回の交流会は、「倫理的正しさと科学的事実の調和ー社会構築主義と生物・心理・社会モデルー」をテーマに、2025年3月15日(土)・16日(日)に開催されます日本GI(性別不合) 学会第26回研究大会・総会の報告を行いたいと思います。
ICD-11の発効により、GID(性同一性障害)という名称が、今後、使用されなくなるため、昨年3月17日の第25回総会において、学会名を「GID(性同一性障害)学会」から「日本GI(性別不合)学会」に変更するとの報告がありました。日本GI学会は、「性別不合に関する研究の推進,知識の向上につとめることを目的」として結成されたもので、毎年、研究大会を開催しています。大会には、性別不合に携わる医師や看護師などの医療関係者や研究者だけでなく、当事者も多数参加し、最新の医療や研究などの報告がされています。
今回の研究大会は、お茶の水女子大学心理学科の石丸径一郎教授が大会会長を務められ、東京で開催されます。4月の交流会の前半では、今回の研究大会に参加した関西支部のスタッフから報告をおこない、最新の情報を皆様と共有できればと思います。また、参加者の皆様の中で 、大会に出席された方がいらっしゃれば、積極的に発言していただければ嬉しく思います。
また、交流会後半では、特にテーマを設けず、近況の報告や自分の思いや悩みを話し合う「語り場」とします。
性別適合手術やホルモン治療などの医療のこと、就職や仕事のこと、学校でのこと、家族や友人のことなど、また、普段の生活では周囲が気になって心の内に秘めているけれど、仲間内なら話せる、聞けるということもあると思います。もちろん、それらに伴うご相談ごとも大歓迎です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※なお、会場からの要望で、必ずマスクの着用をしてください。
日時 | 2025年4月5日(土)13時30分~17時00分 13時00分開場 |
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場所 | 大阪府大阪市 ※ご予約の方に詳細をご案内 |
時程 | 13時00分 受付開始 13時30分 開会・諸注意 13時35分 日本GI学会第26回大会の報告 14時30分 語り場 17時00分 閉会 ※休憩は、会の進行に合わせて適宜取ります。
※細かい時間設定は当日の進行次第で変更することがあります。
※途中参加、途中退席も可能です。
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参加費 | 会員(家族・パートナーを含む):500円 非会員:1000円(当日入会可) ※会員のご家族やパートナーにも会員料金が適用されます。
※高校生以下は無料になりますので、自己申告をお願いします。
(場合によっては身分証の提示を求めることがあります)
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参加資格 | 弊法人の会員であるかにかかわらず、性同一性障害/性別違和を抱える当事者およびそのご家族、ご友人、支援者など、性同一性障害/性別違和に理解や肯定的関心のある方であればどなたでもご参加いただけます。性同一性障害/性別違和に関して相談したい方、弊法人の活動に興味のある方などのご参加も歓迎しています。
※交流会ですので、取材や研究のみを目的としている場合はご遠慮ください。
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参加申込 方法 |
以下を記入したメールをkansaisibu@gids.or.jpまで送ってください。 お申し込みメールが確認できましたら、折り返し開催場所などをお知らせします。 1、参加者のご氏名(通称名可)
2、参加人数
3、その他(特別な配慮の希望など)
4、参加者全員の連絡のつく電話番号(携帯番号を推奨)
※@gids.or.jpからのメールが受信できるようにメール送受信システムの設定を確認してください。
※数日以内にお返事がない場合は、参加申し込みメールがこちらに届いていない可能性があります。
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注意事項 |
*会場内は原則飲食禁止になっていますが、喉を潤す程度の飲み物が必要な場合は各自でご用意ください。ただし、アルコール飲料は不可とします。
*写真や動画の撮影はご遠慮ください。
*他の参加者の発言を一方的に批判することを禁止します。
*「交流会参加にあたっての約束」を守ってください。
*交流会の開催と進行に明らかな支障があり、スタッフからの注意を受けても止まない妨害行為等がある場合、やむなく途中退場をお願いすることがあります。
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感染症対策 |
*交流会当日、体温が37.0℃以上ある場合、鼻水・咳などの風邪症状がある場合、2週間以内に感染症発症者と濃厚接触していることがわかっている場合は、ご参加をご遠慮ください。
*使用する会場の運用指針により、マスクの着用にご協力いただきます。
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