秋風に誘われて関西交流会にお越しください

9月も半ばを過ぎたというのに、まだ暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
「性別不合に関する診断と治療のガイドライン（第５版）」が8月に出されました。世界保健機関（ＷＨＯ）の「国際疾病分類」（ＩＣＤ）第１１版で、従来の「性同一性障害」という疾病名が廃止され、診断概念も大きく変化しました。また、所属するカテゴリーも「精神及び行動の障害」から、新設の「性の健康に関する状態群」に移行されました。このような動きにともない、ガイドラインの名称も「性同一性障害」から「性別不合」に変わり、これまでのガイドラインを作成してきた「日本精神神経学会」に、新たに「日本ＧＩ（性別不合）学会」が加わり、共同でこのたびの第５版が作成されました。
ホルモン治療と二次性徴抑制療法での使用薬剤と用量・用法が付記されたり、子どもへのホルモン治療の開始年齢に変化が見られるなど、随所に渡って改訂された「ガイドライン第５版」に関わる最新のことをはじめ、性別適合手術やホルモン治療などの医療のこと、就職や仕事のこと、学校でのこと、家族や友人・同僚との人間関係などを話題に語り合いましょう。普段の生活では周囲が気になって心の内に秘めていることも、仲間内なら話せる、相談できる場です。
心地よい秋風に誘われて関西の交流会にお越しください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。