性同一性障害における精神療法について
性同一性障害の治療において、ガイドラインではまず精神科を受診することになっています。
しかし、いざ受診しようとすると、敷居が高く感じられるもの。とはいえ、それまでの人生、いろいろ悩み、苦しんできた当事者にとって、精神科でうけるカウンセリングは、自分の人生を見つめ直し、これからの行く末をじっくり考える、良い機会になることでしょう。
今回の広島交流会では、岡山大学ジェンダーセンターと連携して治療にあたっていらっしゃる、さとうクリニックの佐藤先生をお招きして、性同一性障害の診療の実際はどのようなものなのか、どのような流れで進めていくのかにつき、お話しいただきます。
また、性同一性障害の概念のご説明や、臨床データなどもお話しいただきます。
初めての方だけでなく、現在診療を受けてる方にも参考になるお話しになるかと思います。
みなさんのご参加を、心からお待ちしています。
日時 | 2011年11月27日(土)13時30分~17時00分 13時00分開場 |
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講師 | 佐藤 俊樹(さとう・としき)医師(精神科医、さとうクリニック院長)
医学博士。精神保健指定医。精神科専門医。1988年、岡山大学医学部を卒業。2005年、さとうクリニックを開院。GID(性同一性障害)学会、理事。日本精神神経学会性同一性障害に関する委員会、委員。
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場所 | 広島県広島市内 ※ご予約の方に詳細をご案内 |
参加費 | 会員(家族・パートナーを含む):1000円 非会員:1500円 |
参加資格 | 弊法人の会員であるかにかかわらず、性同一性障害/性別違和を抱える当事者およびそのご家族、ご友人、支援者など、性同一性障害/性別違和に理解や肯定的関心のある方であればどなたでもご参加いただけます。性同一性障害/性別違和に関して相談したい方、弊法人の活動に興味のある方などのご参加も歓迎しています。
※交流会ですので、取材や研究のみを目的としている場合はご遠慮ください。
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その他 |
*飲み物は各自でご準備ください(アルコール飲料不可)。
*写真や動画の撮影はご遠慮ください。
*交流会の開催と進行に明らかな支障があり、スタッフからの注意を受けても止まない妨害行為がある場合、やむなく途中退場をお願いすることがあります。
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注意事項 | 他の参加者の発言を一方的に批判することを禁止します。 |