GID治療とその進め方について考えてみよう
性同一性障害を取り巻く医療環境は、私たち当事者にとって決して充分とは言えません。
特に自身の性別違和に悩みながらも、どうしていいのかわからない方にとって、医療情報はインターネットに頼ることになってしまいます。一方、身体的治療の段階にいる当事者も、さらに進めるためにはどうしていいのか、誰に聞けば必要で適切なアドバイスが得られるのか、迷いは深いことでしょう。
残念ながら、日本国内のジェンダー医療、特に性別適合手術に関しては極めて厳しい状況にあり、医療機関が充分な情報公開を行っているとは言い難いものがあります。にもかかわらず、ジェンダー医療は当事者自らが治療を選択することが求められており、このような状況の中で、自分はどうすればいいのか、適切な医療を進めるにはどうすればいいのか、皆さんで考てみたいと思います。
第1部では、当事者である石原さんから性別適合手術の体験談をお話ししていただきます。スムーズに手術を受けるにはどうすればいいのか、術後の管理はどうすればいいのかお話を伺います。
第2部では、治療の進捗状況ごとに小グループに分かれて皆さんで自由にお話をして頂きます。
今回、新たな試みとして、ご自身の性別違和に苦しんでいる人、性同一性障害の治療に躊躇している人、あるいは治療の進め方がわからないなど、 医療へ進む前で悩まれている方々のためにお話をお伺いするグループも設けます。みなさん、それぞれに合ったお話しができればと思っています。
みなさまのご参加をお待ちしております。
日時 | 2009年6月13日(土)14時00分~19時00分 ※途中参加・退出可能です。 13時30分開場 |
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時程 | 13時30分 開場 14時00分 開会の挨拶・諸注意 14時10分 第一部:石原さんのお話 15時15分 第二部:グループ交流会 19時00分 閉会 19時10分 懇親会 |
講師 | なし |
場所 | 大阪府大阪市内公共会館の会議室 ※ご予約の方に詳細をご案内 |
費用 | 会員(家族・パートナーを含む):500円 非会員:1000円 |
参加資格 | 当団体会員のほか、性同一性障害の当事者の方、ご家族、ご友人、支援者、研究者など、性同一性障害に理解のある方であれば、どなたでも参加いただけます。 性同一性障害に関して相談したい方、当団体の活動に興味のある方などもどうぞご参加ください。 初めての方でも、歓迎致します。 |
参加申込 | 参加される方のお名前(通称可)と、参加人数を添えて、メールにてお申し込みください。 折り返し、開催場所をお知らせ致します。 |
その他 | お茶とお菓子を用意しております。 持ち込みを歓迎します(切り分ける必要のないものでお願いします)。 アルコール飲料の持ち込みはご遠慮ください。 |
注意事項 | 他の参加者の発言を批判するのは禁止です。 |