みんなで考えよう!性同一性障害
性同一性障害とは、自分が男性または女性であると認識する性自認と、身体の性別、戸籍上の性別、社会生活上の性別が一致しないことにより、多大な苦痛・苦悩を有する状態のことをいいます。
性同一性障害の当事者は国内に3万人以上存在すると推定されていますが、困難な状況におかれている者も多く、まだまだ理解が進んでいるとは言えません。就職は困難を極めていますし、未だ身体的治療に健康保険は適用されていません。とくに、東日本大震災の被害を受けたこの地においては尚更です。
そこで、性同一性障害についてよくわかっていただこうと、この講演会を企画いたしました。講師には、NHK教育テレビの「ハートをつなごう」の出演などで著名な、精神科医で性同一性障害の研究者としても知られる針間克己先生と、地元いわき市で性同一性障害の治療にあたっていらっしゃる、野口記生先生をお迎えいたしました。
性同一性障害の概要や基礎的なお話しから、わかりやすく解説していただき、どういう治療が行われるかについても説明させていただきます。また、当事者の体験談もあります。
ぜひ、この機会に性同一性障害について、知っていただければ幸いです。性別のことで悩んでいらっしゃる方やご家族の方もぜひどうぞ。みなさまのご参加を、お待ちしております。
日時 | 2013年10月14日(月・祝)13時00分~16時40分 12時30分開場 |
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場所 | いわき市生涯学習プラザ4F大会議室 (福島県いわき市平字一丁目1番地 ティーワンビル内) |
定員 | 160名(定員になり次第締め切る可能性があります) |
参加費 | 無料 |
内容 | 12時30分 開場 13時00分 開会、諸注意 13時05分 講演(針間医師) 14時35分 講演(野口医師) 15時30分 当事者の体験談 16時10分 質疑応答 16時40分 閉会 |
講師 | 針間 克己 医師(精神科医、はりまメンタルクリニック院長)
「性同一性障害の概要と治療、家庭や学校、職場での対応について」
東京大学医学部大学院を卒業。東京家庭裁判所医務室や東京武蔵野病院勤務を経て、はりまメンタルクリニックを開院。
野口 記生 医師(形成外科医、のぐち形成外科クリニック院長)
「いわき市における性同一性障害の治療とホルモン療法について」
山形大学医学部を卒業。横浜労災病院、昭和大学形成外科を経て、のぐち形成外科クリニックを開院。
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参加資格 | 関心のある方どなたでも
※本フォーラムは一般公開です。マスコミ関係者が来場するため、一般市民の方、性同一性障害当事者の方は、各自でプライバシー保護にご注意ください。
※取材を希望の方は必ず事前にメールにてお問い合わせください。
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参加申込 方法 |
以下を記入したメールを送ってください。
1、参加者のご氏名(通称名可)
2、参加人数
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マスコミ 関係者各位 |
*会場で、マスコミ関係者専用受付を行ってください。
*撮影は壇上のみに限定してくださるようお願いいたします。
*参加者に対する取材は、原則お断りいたします。
* それ以外の取材につきましては、事前にお問い合わせください。
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主催 | 一般社団法人gid.jp日本性同一性障害と共に生きる人々の会 |
後援 | いわき市 いわき市教育委員会 いわき民友新聞社 いわき民報社 福島民報社 |