第11回


ガイドライン制定10周年記念
性同一性障害の過去・現在・未来

本年は、日本精神神経学会より「性同一性障害に関する答申と提言(いわゆるガイドライン)」が発表されてからちょうど10年になります。
山内先生は、1996年埼玉医科大学倫理委員長として、性転換症の手術療法の倫理性を審議し、「埼医科大学倫理委員会答申」を発表。引き続いて翌年に、日本精神神経学会「性同一性障害に関する特別委員会」 委員長としてこの答申をまとめられました。これにより、いわば「公式に」に日本における性同一性障害治療が開始され、社会に認知され始めた画期的出来事と言えるでしょう。
この制定10周年を記念して、現在埼玉医科大学学長であり、日本精神神経学会前理事長でいらっしゃる山内先生をお招きして、ガイドライン制定時の苦労話や、埼玉医科大学で行われている治療の実情、またこれからの治療のあり方や未来像など、性同一性障害をめぐる様々なお話しをお伺いしたいと思います。
性別違和を抱えて悩んでいらっしゃる方、現在治療中の方だけでなく、全ての当事者の方、そのご家族、教育関係者など多くの方に必見の内容です。

日時 2007年1月13日(土)14時00分~17時00分
13時30分開場
場所 南部労政会館 第5会議室
(東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウェストタワー2F)
定員 80名(定員になり次第締め切る可能性があります)
参加費 会員:500円
会員以外:1000円
内容
第一部:講演(山内 俊雄 先生)
第二部:シンポジウム
講師 山内 俊雄 先生(医師、医学博士)
昭和12年1月19日生まれ。北海道大学大学院(医学研究科)修了。埼玉医科大学、学長。日本精神神経学会、監事(前理事長)。gid.jp、顧問。著書に、「性の境界(岩波書店、2000年)」「性同一性障害の基礎と臨床(新興医学出版)」など多数。
参加資格 関心のある方どなたでも
※本フォーラムは一般公開です。マスコミ関係者が来場するため、一般市民の方、性同一性障害当事者の方は、各自でプライバシー保護にご注意ください。
※取材を希望の方は必ず事前にメールにてお問い合わせください。
参加申込
方法
以下を記入したメールを送ってください。
1、参加者のご氏名(通称名可)
2、参加人数
マスコミ
関係者各位
*会場で、マスコミ関係者専用受付を行ってください。
*撮影は壇上のみに限定してくださるようお願いいたします。
*参加者に対する取材は、原則お断りいたします。
* それ以外の取材につきましては、事前にお問い合わせください。
主催 性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会