第1回


「戸籍の性別訂正」その法的意味と問題点

「戸籍の性別訂正」は、多くの性同一性障害(GID)当事者にとって(特に、フルタイムで生活する者にとっては)悲願です。しかし、現在行われている裁判所への一斉申し立ては次々に却下になり、一向に認められようとしません。もはや、特別立法しかないという気運も高まっています。
この問題を考えると、すぐに「性別訂正の要件は!」と言う問題に矮小化されてしまいがちになります。もちろん、これは重要な問題ですが、それ以前に戸籍の性別訂正とはどういうことなのか、また、戸籍の性別訂正が仮にできたとしたら、どのような問題点が発生するのか。特別法制定にむけて活動する上でも、性別訂正をめぐる様々な法律的な意味・問題点を、もう一度整理して考えてみたいと思います。

日時 2003年2月9日(日)13時00分~16時00分
12時40分開場
場所 ルノアール新宿区役所横店 マイスペース4号室
(新宿区歌舞伎町1-3-5 相模ビル1F)
定員 60名(定員になり次第締め切る可能性があります)
参加費 1500円(1ドリンク付)
内容 第一部:gid.jpのご紹介、講演(松村 比奈子 先生)
第二部:パネルディスカッション
講師 松村 比奈子 先生(法学博士)
駒澤大学大学院公法学研究科博士課程後期を修了。専門分野は憲法学。2000年秋より人権分野、特に自己決定権に関する研究を開始。性同一性障害者の戸籍性別変更を、自己決定権の法理から検証中。拓殖大学、拓殖短期大学、東京理科大学、埼玉学園大学、明海大学などで非常勤講師を務めている。駒澤大学マスコミュニケーション研究所、研修部指導員。
参加資格 関心のある方どなたでも
※本フォーラムは一般公開です。マスコミ関係者が来場するため、一般市民の方、性同一性障害当事者の方は、各自でプライバシー保護にご注意ください。
※取材を希望の方は必ず事前にメールにてお問い合わせください。
参加申込
方法
以下を記入したメールを送ってください。
1、参加者のご氏名(通称名可)
2、参加人数
マスコミ
関係者各位
*会場で、マスコミ関係者専用受付を行ってください。
*撮影は壇上のみに限定してくださるようお願いいたします。
*参加者に対する取材は、原則お断りいたします。
* それ以外の取材につきましては、事前にお問い合わせください。
主催 性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会
後援 FTM日本